10/25(木)ストリーム・ブックレビュー
今日は「哲学からアダルトビデオまで」カバーするフリーライターの永江朗さんが担当です。
★今回は、インターネット上での議論をめぐる本を2冊。
●『ウェブ炎上!)ネット群集の暴走と可能性 』/荻上チキ著(ちくま新書 735円)
★著者の荻上チキさんはメディア論、テクスト論を武器にさまざまなコミュニケーションを分析するテキスト批評家。
人文社会科学系のニュース等を紹介するサイトも主宰している。
★荻上さんはウェブ上での「集団的な情報収集」を利点として挙げつつ、情報を自分用にカスタマイズすることによって「似たもの同士の同調が形成されやすい」ことを指摘。
荻上さんは解決策のひとつとして、「対立する意見」も含めた「まとめサイト」作りの重要性を指摘している。
●『議論のルールブック』/岩田宗之著(新潮新書 714円)
★著者の岩田宗之さんはフリーのエンジニアとしてソフトウェア開発や技術系図書を執筆。理系らしくケーススタディがたいへん明快。「人の振り見て我が振り直す」ための好著。
こちらの本は、同じ「ウェブ炎上」という現象に対し、「議論とは何か」を改めて考える、というアプローチで迫ったもの。
2007年10月25日(木)15時43分更新 | ストリームブックレビュー | リンク





