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2008年9月21日 (日)

caffe azzurro ~サラサーテ献呈音流

affe azzurro (土・日 18301900

「音の流れを楽しむ」のが音楽。
caffe azzurroでは、
「旋律が織り成す音の流れ」を「音流」と呼び、
心にしみ込む「流れ」そのものの美に注目。

OTTAVAのライブラリーから厳選した
極上の音流が体の芯まで心地よく流れ込みます。

昨日、2008年9月20日が、
没後100年の命日だった
スペインの名ヴァイオリニスト、
パブロ・デ・サラサーテ(1844~1908)。

彼は自ら超絶技巧曲を作曲して演奏し、
ヨーロッパに一大旋風を巻き起こしました。

ブラームスやチャイコフスキーら
時の作曲家たちにも大いに影響を与え、
多くの作曲家が彼に作品を捧げています。

というわけで、今回は
サラサーテに献呈された作品ばかりを
集めてみました。

まずは、強烈な出だしの「スペイン交響曲」。
サラサーテの妙技の虜になったラロが
彼のために書き上げたヴァイオリン協奏曲です。
ここでは、1楽章の短縮版と、
名曲なのにカットされてしまうことが多い
3楽章をミックスしました。

続いて、ブルッフがサラサーテに献呈した
「スコットランド幻想曲」。
スコットランド民謡を散りばめた
ロマンティックな作品ですが、
随所に難解な技巧が散りばめられていて
サラサーテ向きな作品にまとめられています。
ここでは、冒頭と1楽章の名旋律が登場します。

続いては、ピアニストとして、
若きサラサーテとデュオを組み、
演奏旅行もしたサン=サーンスが、
彼に捧げた作品を2つ。
傑作「ヴァイオリン協奏曲第3番」から
極上のフラジオが幻想的に響く2楽章と、
トリとして人気曲「序奏とロンド・カプリチオーソ」を
たっぷりとお聴き頂きます。


ヴァイオリンの魅力を、
主に技巧面で拡大させたサラサーテ。
その彼に敬意を表した作品ばかりゆえに、
ヴァイオリンの魅力が痛快に堪能できる
名曲ばかりです。どうぞお楽しみください!

日曜のリフレッシュはcaffe azzurroで
ON AIRダウンロードも無料!
OTTAVAの世界を凝縮した音流をお届けします。

*曲目はOA後、こちらで確認できます。

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