■■■平日の13時30分からはcaffe rosso■■■■
ottava animatoの後は、30分間のmixプログラム【caffe rosso】
8月8日までは、
[caffe rosso powered by Intel Centrino Processor Technology]
期間中、caffe rossoは「自由」をテーマに選曲。様々な形の「自由」を音楽から感じていただければ、と思っています。
最終週は、「freedom!」がサブテーマ。それまでの慣例を打ち破った曲、自由を求めて亡命した作曲家、自由の地・アメリカについて書かれた曲、思わずカラダが動き出してしまう、そんな自由なクラシックを30分間、お楽しみください!
今日の1曲目に選んだfreedomなクラシックはスペインの作曲家、アルベニス(1860~1909)の代表曲「イベリア」。何故、アルベニスがfreedomかというとその幼少期の‘伝説’に由ります。子供の頃から天才ピアノ少年だったアルベニス。1870年(彼、10歳の年)汽車に乗り、家出。スペイン各地を演奏し稼ぎながら旅をしたそうです。結局、家に帰ったそうですがその2年後、12歳の時には中南米に密航。大西洋を越えたアルベニスは、再びピアノ演奏で放浪を続けたそうです。最後はハバナで父親に捕まったのだとか・・・。
この逸話、現実と少し異なる部分があると言われていますが、10歳の少年が汽車に乗って家出して、ピアノ演奏で日銭を稼いでいく、なんて痛快じゃありませんか?天才少年の冒険にfreedom、感じました。そんな彼が作曲した「イベリア」のギター版から今回はスタートです。
caffeプログラムはpodcastにも対応していますのでダウンロードが可能です。気に入ったミックスを見つけたらottavaのHPから〝Time Table〟を開き〝iTunesに登録〟。あなたのプレイリストに加えていただければ幸いです。
(★ottavaを聴く。★Caffeをダウンロードする。どちらも無料です。)
http://www.ottava.jp
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080805 caffe rosso
M1: イベリア(3つのギターのための編曲) 第1集 ~港 / アルベニス(クリストフ・デジュール編)
M2: 組曲「スペイン」 ~タンゴ OP.165-2 / アルベニス
M3: 前奏曲 ヘ長調 / ラフマニノフ
M4: ピアノ協奏曲 第18番 K.456 ~第3楽章 / モーツァルト
M5: 歌劇「ウィリアム・テル(ヴィルヘルム・テル)」序曲 / ロッシーニ
M6: 電光石火のチャールダーシュ / 伝承曲
M7: 劇音楽「真夏の夜の夢」 ~間奏曲 OP.61-5 / メンデルスゾーン
M8: チェロと管弦楽のための2つの小品 OP.20 第2番 スペインのセレナード ~第2楽章 / グラズノフ
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