caffe rosso[ナチス政権化で演奏され続けたユダヤ人作曲家]
■■■平日の13時30分からはcaffe rosso■■■■
ottava animatoの後は、30分間のmixプログラム【caffe rosso】
8月8日までは、
[caffe rosso powered by Intel Centrino Processor Technology]
期間中、caffe rossoは「自由」をテーマに選曲。様々な形の「自由」を音楽から感じていただければ、と思っています。
第1週目は、「革命」がサブテーマ。新しい自由を求め社会システムから変えてしまおう!という戦い、革命。rossoで革命的クラシックを30分間、お楽しみください!
今日の1曲目は、スペインの作曲家、マヌエル・デ・ファリャ(1876~1946)。スペインの伝統音楽を、クラシックに持ち込んだことは、当時、革命的な出来事だったのではないでしょうか?
そして2曲目。メンデルスゾーン(1809~1847)のヴァイオリン協奏曲。第2次世界大戦中、ナチス政権のドイツではユダヤ人の音楽を演奏することが禁止されていたそうです。メンデルスゾーンはユダヤ人。彼の音楽も迫害を受けました。ところが、一部の音楽家たちはそんな馬鹿げた命令を無視。作曲者名を伏せて、例えば「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調」などとして演奏を続けたそうです。自由を求めた音楽の一つがここにあります。
caffeプログラムはpodcastにも対応していますのでダウンロードが可能です。気に入ったミックスを見つけたらottavaのHPから〝Time Table〟を開き〝iTunesに登録〟。あなたのプレイリストに加えていただければ幸いです。
(★ottavaを聴く。★Caffeをダウンロードする。どちらも無料です。)
________________________
080725 caffe rosso
M1: 歌劇「はかない人生」 ~スペイン舞曲 第1番(第2幕 第1場) / ファリャ
M2: ヴァイオリン協奏曲 OP.64 ~第3楽章 / メンデルスゾーン
M3: ヴァイオリン協奏曲 第1番 OP.6 ~第1楽章 / パガニーニ
M4: 弦楽四重奏曲 ~第2楽章 / ラヴェル
M5: バレエ「白鳥の湖」OP.20 第3幕 ~パ・ド・ドゥ コーダ / チャイコフスキー
M6: 「カレリア」組曲 OP.11 ~第3番(行進曲風に) / シベリウス
M7: 幻想的小品集 OP.3(作曲者による管弦楽編曲) ~第4曲 道化役者 / ラフマニノフ
M8: 交響曲第9番 OP.125「合唱付き」 ~第4楽章 / ベートーヴェン
________________________
selected by nakahara
この記事へのコメントは終了しました。
コメント