caffe azzurro ~吸い付くような音流
caffe azzurro (土・日 18:30~19:00)
「音の流れを楽しむ」のが音楽。
caffe azzurroでは、
「旋律が織り成す音の流れ」を「音流」と呼び、
心にしみ込む「流れ」そのものの美に注目。
OTTAVAのライブラリーから厳選した
極上の音流が体の芯まで心地よく流れ込みます。
今回は「吸い付くような音流」。
クラシックの音流には、
雄大なもの、激しいもの、
軽やかなものなど色々ありますが、
特に心の奥深くまで
流れがしみ込んでくるような気がするのが、
「吸い付くような音流」です。
旋律に吸着感というか粘着感のようなものがあって、
抑制された、じっくりとした音流となります。
演奏にもよりますが、
聴いているだけで気持ちの安静が得られるような
タイプの音楽です。
今回のオススメは冒頭の1曲目、
チャイコフスキーの「ただあこがれを知る者だけが」。
「吸い付く音流」のまさに典型的な一例です。
ヴァイオリンの弓と弦の吸い付きを十二分に感じて、
チャイコフスキーの世界に浸ることができます。
その後は、四季の冬の2楽章、白鳥、ヴォカリーズと
弦楽器の吸い付きをお楽しみ頂き、
後半はブラームスのクラリネット五重奏曲の2楽章、
ラスト、アルビノーニのアダージョと続きます。
こちらは、オルガンの重低音が胸に響く
感動的な演奏です!
心の深い所で、じっくりと旋律を味わいたい時、
あせったり不安があったりして、気持ちを鎮めたい時、
オススメの30分です。
週末の夜はcaffe azzurro。ON AIRもダウンロードも無料!
OTTAVAの世界を凝縮した音流をお届けします。
selected by yamada
この記事へのコメントは終了しました。
コメント