caffe rosso[Steve Reich]
■■■平日の13時30分からはcaffe rosso■■■■
ottava animatoの後は、30分間のmixプログラム【caffe rosso】
「明るい」「楽しい」「体を動かしたくなる」「どこかで聴いたなぁ」そんなクラシックをcaffe rossoでお楽しみください。
先日(と、言っても数週間前ですが)ロマミュージシャンたちのアメリカツアーを追った映画「ジプシー・キャラバン」を観ました。数千年の迫害を受け、ヨーロッパ各地に散らばっていったロマ。彼らの悲哀。そして最初はぎこちなかったそれぞれのミュージシャンたちが国も言葉も超えていつしか仲良くなっていく姿に感動しました。(インドやルーマニア、スペインのロマミュージシャン、パフォーマーが出演しています。あの「タラフ・ドゥ・ハイドゥークス」、「ファンファーラ・チョクルリーア」、マケドニアの歌姫「エスマ」etc…)
その影響でしょうか、最近のrossoにはルーマニアの曲がよく登場しています。今回選んだ「伝承曲」もルーマニアのもの。ツィンバロムの軽快なリズムをお楽しみください。
(映画「ジプシー・キャラバン」は渋谷のUPLINKで実はまだ上映中<!!>
ロマ音楽に興味がある方は必見です!!)http://www.uplink.co.jp/gypsycaravan/index.php
そして今回のもう一つの聴き所は、ミニマル・ミュージックの代表格の一人、スティーヴ・ライヒ。彼を語るに私では知識が乏しいので詳細はご勘弁ください。
しかし、この曲を聴けば彼が音楽界に様々な影響を与えたことが分かるはずです。
テープをループする手法、アフリカン・パーカッションやバリのガムランからの影響などを受け20世紀音楽史上に偉大な名を残すライヒ。彼の曲をottavaでお楽しみください。
(ちなみに彼は現在、来日中。今夜と明日、パフォーマンスを行うそうです。)
http://www.operacity.jp/concert/compo/2008/index.html
caffeプログラムはpodcastにも対応していますのでダウンロードが可能です。気に入ったミックスを見つけたらottavaのHPから〝Time Table〟を開き〝iTunesに登録〟。あなたのプレイリストに加えていただければ幸いです。
(★ottavaを聴く。★Caffeをダウンロードする。どちらも無料です。)
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080521 caffe rosso
M1: ピアノのための6つの小品 ~優しいワルツ / レスピーギ
M2: コンツェルトシュテュック 第1番 OP.113 ~第2楽章 / メンデルスゾーン
M3: リベルタンゴ / ピアソラ
M4: 急速なチャールダーシュ / 伝承曲
M5: アルト・サクソフォーンとオーケストラのためのバラード ~ジーグ / トマジ
M6: 私のロビンは緑の森へ / グレインジャー
M7: ニューヨーク・カウンターポイント ~第1楽章 / スティーヴ・ライヒ
M8: カンパニー ~Ⅱ / グラス
M9: 超絶技巧練習曲 S139/R2b ~「狩り」 / リスト
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selected by nakahara
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