caffe rosso[スターリン亡き後。]
■■■平日の13時30分からはcaffe rosso■■■■
ottava animatoの後は、30分間のmixプログラム【caffe rosso】
「明るい」「楽しい」「体を動かしたくなる」「どこかで聴いたなぁ」そんなクラシックをcaffe rossoでお楽しみください。
月曜日の今日は、いつもより賑やかな曲を集めてみました。
今回の聴き所=ツボは、ショスタコーヴィチ(露:1906~1975)。20世紀の作曲家、ショスタコーヴィチはソヴィエト現代史に翻弄されながら生きた一人。文化統制により批判を受け、プロパガンダ的な作品を作らざるを得ない状況もありました。その彼が、スターリンの死後、作曲したのがこの交響曲第10番です。今回セレクトした第2楽章は、「スターリンの音楽的肖像」と言われています。抑圧・恐怖・独裁、と言ったイメージでしょうか?これでもか!と響く音楽には圧倒的なパワーを感じます。気分を上げたいときにぴったりかもしれません。
caffeプログラムはpodcastにも対応していますのでダウンロードが可能です。気に入ったミックスを見つけたらottavaのHPから〝Time Table〟を開き〝iTunesに登録〟。あなたのプレイリストに加えていただければ幸いです。
(★ottavaを聴く。★Caffeをダウンロードする。どちらも無料です。)
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080204 caffe rosso
M1: ピアノ協奏曲 第1番 OP.10 / プロコフィエフ
M2: 子供の領分 ~第1番 グラドゥス・アド・パルナッスム博士 / ドビュッシー
M3: 交響曲 第10番 OP.93 ~第2楽章 / ショスタコーヴィチ
M4: バレエ「春の祭典」 第1部 大地への信仰 ~大地の踊り / ストラヴィンスキー
M5: バレエ組曲「三角帽子」第1幕 ~粉屋女房の踊り(ファンダンゴ) / ファリャ
M6: バレエ音楽「ファウスト」 ~ヌビアのどれいの踊り / グノー
M7: サルスエラ「ぶどうづるの茂み」 ~恋する者たちの輪舞 / スゥートーロ
M8: 2つのギターのための協奏曲 RV.532 ~第3楽章 / ヴィヴァルディ
M9: 詩的なワルツ集 ~ワルツ8. プレスト.アンダンテ‐ワルツ1.ダ・カーポ.メロディコ / グラナドス
M10: 気晴らし OP.54(5つの小さなワルツ) ~コン・ブリオ・アラ・ヴィエニーズ-コーダ / カステルヌオーヴォ=テデスコ
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selected by nakahara
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